4月27日(火)火曜サロン「音楽家に出逢う旅」第1回はメンデルスゾーンとショパンのお話。この日は朝から快晴で、爽やかな風が心地良い日でした。メンデルスゾーンはユダヤ系銀行家の御曹司。彼の邸宅は当時の芸術文化を担うビッグネームが出入りするサロン的な場所でした。でも、彼にもそれはそれは苦しい社会との軋轢や心の葛藤があったのですね・・・。ショパンとほぼ同い年のメンデルスゾーン、そしてかたや祖国を愛しながらも生涯その土を踏む事ができなかったショパン。なんとか音楽家として異国の地ウィーンやパリで、あるいはドイツでその地位を築こうとした若き二人の葛藤。田尻さんが「彼らも仏教に出会ってたらもう少し自然体で上手く生きられたのにね(笑)」とおっしゃったのがなかなか興味深かったですね。自然の流れに委ねて生きる、難しいですが、一番上手な生き方なのかも知れません。田尻さんのその自然体の佇まいと重なって、スッと心に響きました。第2回目はリストとショパン。どんなお話が飛び出すのか、演奏とともに楽しみです。残券わずかですが、まだあります。是非、皆様、いらしてください。 田尻さんのHPはこちらから
http://www2.ocn.ne.jp/~y-tajiri/
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